膝痛の素朴な疑問・質問
■膝に水が溜まる原因
膝に水が溜まるのは、関節の炎症が原因。
水が溜まってしまうと動きが悪くなるので、病院で水を抜く治療を行います。
ただし、炎症が治まらない場合は再発する可能性があります。
■サプリメント
膝痛に効果のあるサプリメントとして、グルコサミン、コンドロイチンなどが販売されています。
ただし、初期症状に効果はありますが、サプリメントを飲んだだけで慢性的なひざ痛が治ることはまずありません。
サプリメントはあくまでも補助的なものなので、治療のためには体操を行うようにしましょう。
■注射
病院で「変形性ひざ関節症」(膝痛)と診断がされ、痛みが我慢できない場合は、痛み止めの関節注射の処置がされます。
この注射は痛みを一時的に抑えるものなので、薬の効果が切れれば痛みは再発するので、病院に通う必要があります。
膝痛を治療させるためには、痛みを抑えてから体操を行うようにしましょう。
■補助具
膝痛の補助具は以下のようなものがあります。
・サポーター
膝が冷えないように温めるためのサポーター。
カイロを挟むと効果倍増。
・足底板
足底の外側を高くして、膝を楽にさせるための器具。
中敷タイプと靴底に付けるタイプがある。
・テーピング
皮膚を固定することで膝を楽にします。
・ブレース
膝に装着して、膝関節の変形を矯正させる効果があります。
・ステッキ(杖)
歩くときのひざにかかる負担を和らげます。
■手術
膝痛の症状が悪化し、骨が変形してしまったり、軟骨が磨り減ってしまった場合は、手術を行って治療します。
手術方法には、内視鏡手術、骨を削る方法、人工関節を入れる方法などがあります。